Clary sage(クラリ セージ)2017.9.2撮影

6.28 開花しました
学名;Salvia sclarea  シソ科の二年生、二年目より開花し始めます。
和名は、オニサルビア・・・何とも愛嬌のない命名ですが、ラテン語で、
Salviaは「健康・無事」を、 Sclareaは「明るい・澄んでいる」を意味するそうです。
葉を揉んでみると、甘く爽やかな香りがします。精油にすると、
濃縮されますので、香りもきつく初めは苦手感がありました。
でも不思議なことに、体がその香りを欲している時は、スムーズに受け入れられます
精油のクラリセージ・・・その効果効能にあい、育ててみたくなりました。
2017.9.2
幼い苗を、インターネットで購入。
セージ特有の、灰緑色の葉、肉厚でふかふかしています。
とりあえず、小さめの鉢に植えました。
2018.7.16
ほぼ、1年目を迎えます。
冬季は、ビニールハウスのなかに入れて越冬させました。
今年は、鉢を大きめに変えました
2019.5.11 2年目を迎えました
茎が太く、しっかりと立ち上がり、
蕾みが見えてきました。

**********精油 クラリセージのお話***********

主要含有成分   提供 KENSO
エステル類・酢酸リナリル 45−75%
・酢酸ゲラニル
モノテルペンアルコール類・リナロール 10-30%
・α−テルピオネール 
ジテルペンアルコール類・スクラレオール tr.-5%
セスキテルペン炭化水素類(+)・β-カリオフィレン
セスキテルペン炭化水素類(−)・ゲルマクレンD
精油は、花房と茎葉を利用、水蒸気蒸留法にて採取されます。
スクラレオールによる、エストロゲン様作用があるので、妊婦には使用しない。
ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などの患者さんには使用禁忌です。

クラリセージの精油には、エステル類の酢酸リナリルが高濃度に含有されているので、
リラックス作用や誘眠作用には、好適な選択でしょう。また、妊婦には禁忌でも、
スクラレオールの効能として、生理痛、月経前症候群に適しています。
エステル類による鎭痙攣作用も見逃せません。
私の場合、精神的なものからくる胃痛に・・・・効果抜群でした。

また、自然に播種し、今(2021年)では5株に増えました。
地植えに換えてみましたので、どれだけ成長するのか・・・・楽しみです

>

**********〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜**********〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜**********
芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
エステル類・鎮痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+
固有作用

モノテルペンアルコール類・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 + 
固有作用

・リナロール
   (鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用)
・α-テルピネオール
   (神経強壮作用、誘眠作用、抗炎症作用、収れん作用)

ジテルペンアルコール類 ・ホルモン様作用 2+
    (主にエストロゲン様)
・強壮作用 2+
・刺激作用 2+
固有作用

・スクラレオール
   (エストロゲン様作用)

セスキテルペン炭化水素類(+)・強壮作用 3+
・刺激作用 3+
固有作用

セスキテルペン炭化水素類(-)・鎮静作用 3+
・抗炎症作用 3+
固有作用

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

戻る  second roomに戻る